迷子になった時はお店の外に出ないで|親子で確認したい安全ルール
スーパーやショッピングモール、駅ビル、大きな商業施設。
親子で買い物をしている時に、ほんの一瞬だけ子どもの姿が見えなくなって、ヒヤッとしたことはありませんか?
- さっきまで横にいたのに
- お菓子売り場を見ていたと思ったのに
- 少し目を離しただけなのに
子どもとのお出かけでは、こうした場面が起こることがあります。
もちろん、保護者がいつも気をつけていても、子どもは気になるものを見つけると、ふっと歩き出してしまうことがあります。
だからこそ、迷子になってから慌てるのではなく、迷子になる前に、親子で短い約束を決めておくことが大切です。
この記事では、スーパーやショッピングモールなどで子どもが迷子になった時に、家庭で確認しておきたい安全ルールをまとめます。
なぜ危険なのか
迷子になった時、子どもは強い不安を感じます。
- ママがいない
- パパが見えない
- どこに行ったんだろう
そう思った子どもは、保護者を探そうとして歩き回ることがあります。
この時に特に注意したいのが、子どもがお店の外に出てしまうことです。
お店の外には、駐車場や道路があります。
焦って走り出したり、保護者の車を探そうとしたりして、駐車場や道路へ出てしまうと、交通事故のリスクが高まります。
また、外へ出てしまうと、保護者やお店の人が探す範囲も広がります。
最初は同じフロアにいたはずなのに、子どもがエスカレーターや出口へ向かってしまうと、見つけるまでに時間がかかってしまうことがあります。
さらに、知らない人に「一緒に探してあげるよ」と声をかけられ、ついて行ってしまう可能性もあります。
多くの大人は子どもを見守ってくれる存在ですが、迷子で不安になっている時ほど、子どもは相手が安全かどうかを判断しにくくなります。
だからこそ、迷子になった時には、
- ひとりで外へ出ないこと
- お店の人に助けを求めること
- 知らない人について行かないこと
を、事前に親子で確認しておくことが大切です。
子どもはなぜ歩き回ってしまうのか
子どもが迷子になった時に歩き回ってしまうのは、悪いことをしようとしているからではありません。
- ママを探さなきゃ
- さっきの場所に戻れば会えるかも
- 車のところに行けばいるかも
- 泣いていたら怒られるかもしれない
子どもなりに一生懸命考えて、動こうとしてしまうことがあります。
小さな子どもは、今いる場所と出口、駐車場、サービスカウンターなどの位置関係を正確に理解することが難しい場合があります。
また、不安になると、普段できることでも思い出せなくなることがあります。
「お店の人に言えばいい」と知っていても、いざ迷子になると、誰に声をかければよいか分からなくなることもあります。
だからこそ、迷子対策では、長い説明よりも、子どもが思い出しやすい短い言葉で伝えることが大切です。
- 迷子になったら、お店の外に出ない
- 近くのレジの人や、制服を着た店員さんに「迷子です」と言う
この2つを、家庭で何度もやさしく確認しておきましょう。
家庭でできる予防ポイント
1. お出かけ前に「迷子になったらどうする?」を確認する
スーパーやショッピングモールに入る前に、短く確認しておくと安心です。
たとえば、
- 「もしママやパパが見えなくなっても、お店の外には出ないよ」
- 「近くのレジの人に『迷子です』って言おうね」
- 「知らない人に『一緒に探してあげる』と言われても、ついて行かないよ」
このように、実際の場面に合わせて話しておくと、子どもにも伝わりやすくなります。
2. 助けを求める相手を具体的に教える
「大人に言ってね」だけでは、子どもが迷うことがあります。
お店では、次のように具体的に伝えると分かりやすくなります。
- レジの人
- サービスカウンターの人
- 制服を着た店員さん
- 警備員さん
- 案内所の人
「近くのレジの人に言う」
「制服を着たお店の人に言う」
このように決めておくと、子どもが行動しやすくなります。
3. 知らない人について行かない約束もセットにする
迷子になった子どもに、親切そうに声をかけてくれる人がいるかもしれません。
多くの場合は善意ですが、子どもには見分けることが難しいこともあります。
そのため、
- 「一緒に探してあげるよ」と言われても、ついて行かない
- その場で、お店の人に助けを求める
と確認しておくと安心です。
特に、施設の外や駐車場、車の方へ一緒に行くことは避けるように伝えておきましょう。
4. 入口・出口・駐車場に近い場所では手をつなぐ
お店の中でも、入口や出口、駐車場へつながる通路、エスカレーター付近は、子どもが移動しやすい場所です。
買い物中ずっと緊張し続ける必要はありませんが、外へ出やすい場所では、手をつなぐ、近くにいることを確認するなど、少し意識しておくと迷子予防につながります。
5. 外出前に子どもの服装を写真で残しておく
大きな商業施設やイベント、遊園地など、人が多い場所へ行く時は、出発前や入場前に子どもの全身写真を撮っておくのもひとつの方法です。
迷子になった時、服の色や靴、持ち物をすぐ思い出せると、お店の人や警備員さんに説明しやすくなります。
写真を撮ること自体が目的ではありませんが、万が一に備えた小さな準備として役立つことがあります。
6. 保護者側の動きも決めておく
もし子どもの姿が見えなくなったら、まずは慌てず、最後に一緒にいた場所の近くを確認しましょう。
それでも見つからない場合は、無理にひとりで探し回らず、早めにお店の人やサービスカウンター、警備員さんに相談することが大切です。
大きな施設では、館内放送や警備スタッフの協力につながることもあります。
「すぐ見つかるかも」と思って時間が経つ前に、周囲の大人の力を借りましょう。
親子で確認したい安全ルール
子どもに伝える時は、短く、声に出しやすい言葉にするのがおすすめです。
親子で、次のように確認してみてください。
- 迷子になったら、お店の外に出ない
- 駐車場や道路には行かない
- 近くのレジの人に「迷子です」と言う
- 制服を着た店員さんや警備員さんに助けを求める
- 知らない人に「一緒に探してあげる」と言われても、ついて行かない
- ママやパパが見えなくなったら、ひとりで歩き回らない
特に大切なのは、
- お店の外に出ない。
- お店の人に「迷子です」と言う。
この2つです。
今日のお買い物の前に、親子で一度だけでも確認してみてください。
関連動画
ホッピースマイルの動画
「迷子になった時の歌」でも、迷子になった時の安全について親子で学べます。
歌と動画で一緒に確認することで、子どもが「外に出ない」「お店の人に言う」という約束を思い出しやすくなります。
ホッピースマイルでは、子どもの事故予防や防犯につながる安全教育を、動画・歌・ポスター・メルマガを通じて親子に届けています。
企業・団体・自治体・教育機関の皆さまとも連携しながら、子どもの安全を社会全体で支える取り組みを広げていきたいと考えています。
迷子対策は、商業施設、スーパー、ショッピングモール、駅ビル、レジャー施設、自治体、教育機関、子育て支援団体などとも関わりの深いテーマです。
親子が日常の中で安全を思い出せるよう、施設内掲示、親子イベント、安全啓発ポスター・画像制作などを通じて、子どもの安全を社会全体で支える取り組みを広げていければと考えています。











