こんにちは、ちょこママです。
家の中は本来、家族にとってホッと心が落ち着く場所であり、安心して過ごせる場所ですよね。
しかし、小さな子どもがいる家庭では、ほんの少し目を離した隙に事故が起こってしまったり、ヒヤッとしてしまうことがあります。
- 家の中のどこに気をつけたらいいの?
- どのような安全対策をしたらいいの?
パパやママの中にはこのような点が気になっている方も多いのではないでしょうか。
私は10年間保育士をし、今現在は3人の子育てをする中で、子どもは思いもよらない所で怪我をしてしまうことや、大人にとってはちょっとしたことでも大事故に繋がってしまうことを学んできました。
今日は、私と同じように今まさに子育てに励んでおられるパパやママに、子どもにとってどんな所が危険なのかを知っていただき、より良い安全対策ができるようになる方法をお伝えします。
大切なお子さんが大怪我をしてしまう前に、危険な所を改善していただくきっかけになればと思います。
子どもの事故の多くは家の中で起きています
1.ベランダ
〈転落〉
ベランダは小学生になっても油断できないほど危険な場所です。
子どもは好奇心旺盛で、高い所から下を覗きたくなることがあるかもしれません。
また、子どもが寝ている間に少しの時間 家を留守にしていたら、目を覚ました子どもが、母親を探してベランダに上って転落してしまう事故も実際にありました。
子どもがベランダから落下してしまうと命に関わります。
ベランダに、踏み台になるようなものは置いていませんか?
例えば植木鉢や室外機も子どもにとっては踏み台になってしまいます。
ベランダだけではなく、出窓などもベッドや机、椅子、ゴミ箱などが踏み台となり落下してしまう危険があります。
我が家では、子どもが窓の鍵を開けられるようになる前に補助錠を取り付けました。
リンク
|
|
両面テープで貼るだけで、簡単2重ロック簡単に取り付けられ、ワンタッチで開閉できる補助錠です。 |
|
口コミ紹介(Amazon)
パチっとするだけなので簡単です。 |
2.リビング
〈落下〉
生後7ヶ月から12ヶ月頃になると、つかまり立ちやハイハイをしてよく動き回るようになりますよね!
成長が嬉しい反面、目が離せなくなってしまうというのが現実です。
テレビ台やテーブルの角などで頭を打ってしまったり、一瞬の隙にソファーや椅子に上ってそこから落下してしまうことも考えられます。
〈誤飲・窒息〉
手に取ったものを何でもすぐに口に入れてしまうお子さんも多いと思います。
子どもの手の届く所に薬、タバコ、化粧品、洗剤、電池、ゴキブリ駆除剤などが置かれていませんか?
誤って口に入れてしまうと大変危険です。
子どもにとって危険なものは、必ず手の届かない所に置くようにしましょう。
〈やけど〉
テーブルクロスは食卓を華やかにしてくれますが、子どもにとってはとても危険です。
テーブルの上にお味噌汁やスープなどの熱いものが置かれていた場合、テーブルクロスを引っ張った時に落ちてきて、熱々のお味噌汁をかぶってやけどをしてしまうことがあります。
また、やけどではないですが、テーブルクロスの上に乗っている物が、子どもの手には届かないと思っていても、テーブルクロスを引っ張ることで取れてしまうことがあります。
万が一 薬やタバコが置いてあって、それを口に入れてしまっては大変です!
子どもが小さいうちは、テーブルクロスは外しておきましょう。
3.玄関
〈怪我〉
毎日のように出入りする玄関ですが、ここにも子どもにとって危険が潜んでいます。
取っ手が付いている方のドアの隙間は「気をつけてね!」とお子さんに声をかけるパパやママは多いのではないかと思います。
しかし見落としがちですが、取っ手が付いていない方のドアの隙間も、指を挟んでしまう危険があります。
お子さんの指が、その隙間に入ってしまっていることに気づかず、親御さんがドアを締めてしまうという事故も発生しています。
このような痛々しい事故を防ぐために、指挟み防止カバーというものをつけておくと、うっかり挟んでしまう事故も防げて安心です。
リンク
|
|
指はさみ事故防止カバードアに指を挟むことにより、年間約100人の子供が指を切断しているというデータが出ています。 |
|
口コミ紹介(Amazon)
アイデア商品だと思います。プラスチックの板をテープで張り合わせているだけ、といえばだけなので少しお高い気もしますが、他にこのような製品はなく、実際に取り付けてみると子供が指を挟む心配がかなり軽減されるので買ってよかったと思います。両面テープで貼るだけですが剥がれて来る様子はありません。マニュアルは親切です。実際に貼り付ける前にあてがって動きを確認すると良いでしょう。製品自体に手作り感があって親しみがありますね。 |
4.キッチン
〈やけど〉
熱湯の入ったお鍋に触ってしまったり、熱いお味噌汁などが入ったお椀をひっくり返してやけどをしてしまうことがあります。
〈怪我〉
包丁やキッチンバサミなどの刃物を触ってしまって怪我をしてしまうことがあります。
キッチン用品は使い終わったらすぐに片付けるようにし、手の届かない高い所に置いたり、引き出しにロックをかけるなどの工夫をすると安心です。
我が家では、キッチン自体に入れないように、常にベビーゲートをしています。
しかし6歳になる上の子はおやつの時間になると、自分でベビーゲートを開けて冷蔵庫にあるチョコレートを取りに行くことがあります。
その時にもしコンロの上に沸かしたてのお茶が入ったやかんや、熱々のお味噌汁が入ったお鍋などがあったらヒヤヒヤしてしまいますよね。
子どもたちがキッチンに出入りしてもいいように、熱々のやかんなどはコンロの一番奥に置くようにし、取っ手がついたお鍋やフライパンなどは、取っ手を横に向けて引っかからないようにしています。
みなさんもぜひお試しください♪
リンク
|
|
危険な場所をしっかりロック!
|
|
口コミ紹介(Amazon)
いくつかベビーガードを渡り歩きましたが、さすが3M。 |
リンク
|
|
好奇心旺盛な赤ちゃんを、危険な場所からしっかり守る!メタルフレームなので、とても頑丈です。 |
|
口コミ紹介(Amazon)
子供がよく歩き出すようになってから、キッチンとリビングの間に設置しました。 |
5.洗面所
〈怪我〉
子どもは歯磨きをする時、他のことが気になって立ち歩いたり、ふざけたりすることがありますよね。
でも一瞬の油断で転んでしまうと、歯ブラシが喉に刺さって大怪我になることがあります。
子どもが安全に歯磨きできているか、側で見守るようにしましょう。
椅子に座って磨くのも安全です。
6.浴室
〈溺水〉
入浴中はもちろんですが、夏場に浴槽での水遊びをするために数センチの水を張っただけでも溺れてしまう危険性があります。
子どもは鼻と口が覆われてしまうと溺れてしまうのです。
少量の水やお湯だからといって気を抜かず、子どもから目を離さないようにしましょう。
子どもは溺れる時、暴れたり大声を出すことなく、静かに溺れることが多いです。
子どもとの入浴中にパパやママがシャンプーをして目をつぶっている間に溺れてしまうこともあります。
目をつぶっている間は、会話をしながら溺れていないか確認したり、子どもを浴槽から出して、洗い場の方に連れてくることで安全に待つことができます。
入浴後のお湯を、洗濯用や防災対策の為に残しておくご家庭もあるかと思いますが、目を離した隙に子どもが一人で浴室に入って溺れてしまう事故も多数ありますので、一人で浴室に入れないように鍵をかけるなど、特に気をつけましょう。
〈怪我〉
浴室は床が濡れていたり、石鹸の泡等で滑りやすくなっています。
走ったり、ジャンプしたりして滑って転ぶと頭を打って大怪我してしまうこともあります。
7.階段
〈怪我〉
小さい頃はパパやママと手を繋いで階段を上り下りしますが、大きくなってくると一人で上り下りができるようになります。
靴下を履いていると滑りやすいので、慣れるまでは靴下を脱ぐようにすると、より安心です。
ついつい遊びながら走って上り下りするお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、滑って階段から落ちると頭を打って大怪我をしたり、命の危険もあります。
階段は手すりを持って、ゆっくりと上り下りしましょう。
我が家でも使っていますが、階段に滑り止めのマットを敷いておくと滑りにくくなるので安心です!
つかまり立ちやハイハイをする赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は、階段に近づけないようにベビーゲートを設置するのがオススメです♪
リンク
|
|
靴下を履いたまま階段を上り下りしても、足が滑らない一度貼ったら しっかりと吸着し、安心して使用できます。 |
|
口コミ紹介(Amazon)
子供がいるので滑り止めとして敷きました。斜めの部分はハサミでカットして敷きました。まだ使用して間もないので、耐久性は分かりませんが、階段の上り下りが楽になりました!足音も響かなくなったので静かに上り下りができます。 |
最後に
子どもは日々成長しています。
昨日まではできなかったけど、急にソファーに上れるようになったり、ひょんなことから窓の鍵を開けられるようになったり、親もその成長に驚くことがたくさんあります。
成長に喜んでいるのも束の間、子どもの事故を防ぐための対策を常に見直していかなければなりません。
私も含め、親も人間です。24時間ずっと片時も目を離さずに子どもを見ていることはできません。だからこそ、少しの間は目を離しても大丈夫なように、危険なものを予め排除したり、安全対策グッズをうまく利用しながら対策をしていくと安心だと感じています。
この記事が子育てを頑張っておられる、お父さんお母さんのお役に立てるよう願っております。
歌で「家の中にある様々な危険と対策」を学べる動画です↓
ぜひお子様と一緒に御覧ください。