こんにちは、ちょこママです。
トイレトレーニングを始めるために絵本を用意したいけど、たくさんの絵本があって、どれを買ったら良いのか迷ってしまう…
そう思っているパパやママは多いのではないでしょうか?
保育士を10年続けてきた中で、たくさんのトイレトレーニング絵本に出会い、保育園でも実際に子どもたちに読んできました。
今日は、子どもたちが「トイレって楽しいところなんだ!」「トイレに行ってみたいな!」と前向きに捉え、やる気を引き出してくれる絵本をたくさん紹介していきたいと思います。
トイレに関する絵本を読むことの大切さ
赤ちゃんの頃からずっとオムツを履いてきた子どもにとって、トイレやおまるでおしっこやうんちをするということは、未知の世界なのです。
知らないことだらけのトイレに突然座らせることで、「トイレってなんだか怖い…」と子どもに恐怖心を与えてしまうとなかなかトイレトレーニングは進みませんよね。
そんな時、子どもにとって助っ人になってくれるアイテムが絵本なのです!
絵本の多くは、登場する主人公や動物たちがトイレやおまるでおしっこやうんちをして、「できた!」と達成感いっぱいの表情を見せます。
そして時に失敗することもあるけど、その後にまた成功するといった内容のものが多いと思います。
それを読んだ子どもはきっと
「トイレでおしっこができたらかっこいいな!」
「失敗しても大丈夫なんだ!」
と前向きに捉えてくれるでしょう。
また、絵本を見るだけで、トイレでの一連の流れが分かるというのもポイントです。
- おしっこに行きたくなったらトイレに行く。
- ズボンとパンツを脱いだら便座に座る。
- おしっこやうんちが出たらトイレットペーパーで拭く。
- 水を流す。
- パンツとズボンを履く。
- 手を洗う。
これだけの工程を言葉で言っても、子どもは理解するのが難しいですが、絵本だと絵で見て分かりますし、簡潔にまとめてあるのでとても分かりやすいです。
また、絵本は子どもだけでなく、パパやママにとってもメリットがあります!
トイレトレーニングを進めていくと、失敗が続くことは誰もが必ずあると思います。
今まで順調だったのに、最近なぜかトイレにも行きたがらないということもあるかもしれません。
トイレトレーニングがなかなか進まない時、パパやママは落ち込んだり、イライラしたりしますよね。
そんな時はもう一度絵本を開いてみましょう。
主人公が一生懸命トイレトレーニングに取り組んでいる姿が見えてくると思います。
失敗しても大丈夫!必ず成功できますから。
絵本の主人公が頑張っているのと同じように、今、お子さんも頑張っている最中なのです!
きっと絵本はパパやママを励ましてくれるでしょう。
絵本を読み聞かせる時期はいつ頃?
トイレトレーニングを始める時期は2~3歳頃が多いと言われていますが、絵本を読む時期はトイレトレーニングを始める・始めないに関係なく、低年齢(1歳ごろ)から読み始めると良いでしょう。
この頃から慣れ親しんでおくことで心の準備ができ、いざトイレトレーニングをスタートする時に「トイレ知ってる!」「早く座りた~い!」と幸先の良いスタートになります。
それではおすすめの絵本を紹介していきたいと思います!!
トイレトレーニングを始めようと思った時に読みたい絵本
ノンタンおしっこしーしー
トイトレといえば真っ先に思い浮かぶのがこの絵本!
長年たくさんの親子に愛されている絵本です。
「おしっこは、トイレやおまるでするんだ」という基礎を学ぶのにピッタリです。
またノンタンも失敗してしまう場面もあり、「み~んな失敗するんだよ。でも次はうまくいくよ!」と前向きになれる内容です。
私の子どもも、この絵本を読む所からトイトレをスタートしました。
ぷくちゃんのすてきなぱんつ
おむつを卒業して、今日からパンツになった主人公のぷくちゃん。
ですがなかなかうまくいかず、失敗が続きます。
そんなぷくちゃんにお母さんは、「大丈夫、おかわりパンツあるよ」と可愛いパンツを用意してくれます。
お母さんの優しさに感動する一冊です。
といれ
トイレの中ってどうなっているのか気になりますよね!
「といれさん」「はーい」「ぱかっ」という掛け合いで楽しく読み進められます。
子どもの興味をそそる絵と文章で、トイレのイメージが楽しい場所に変わりますよ。
トイレ いけるかな
ねずみさんがおまるでおしっこできたよ!
うさぎさんは和式トイレで。
くまさんは洋式トイレで。
わにさんはひとりでできた。
ぞうさんはひとりでうんちができたよ!
トイレトレーニングの段階をひとつずつステップアップしていく様子が描かれています。
うんちができるようになるための絵本
ひとりでうんちできるかな
かわいい動物たちが順番にトイレでうんちをしていきます。
かいじゅうさんがうんちをするシーンでは、うちの子どもたちも大喜びです!
最後には女の子がうんちをして、水を流して、手を洗うシーンも出てくるので、とても勉強になります。
うんちがぽとん
イスラエルの絵本作家が書いた、世界中で愛読されている絵本です。
おばあちゃんにもらったおまるでうんちを頑張る、主人公のまあくん。
何回も読んでいるうちに、「おまるでうんちをする事って楽しいね」と感じるようになってくれる子は多いと思います。
みんなうんち
「いきものはたべるから、みんなうんちをするんだね」というテーマが、しっかり伝わる内容です。
大きいぞうは、大きいうんち。小さいねずみは、小さいうんち。
さかなも、とりも、むしだってうんちします。
うんちを明るくユーモラスに描いていて楽しくもあり、うんちの大切さが分かる絵本です。
うんちでるかな
やぎ、象、鳥、金魚……。色々な動物がうんちをして、最後には?
うんちが出るときの音が「ずぼぼーん」「ぺしゃ」「ひょろーん」ととっても楽しい!
うんちをすることが楽しくなりますね。
小さなお子さんがトイレトレーニングを始めるのにぴったりな、可愛いしかけ絵本です。
トイレでうんちやおしっこができるようになったら読みたい絵本
おとこのこトイレ
実在する保育園が監修したトイレトレーニングの絵本です。
ママが男の子に「立っておしっこする方法」や「和式便座の使い方」を教えるのは意外と難しいですよね!
そんな時はこの絵本が細かく教えてくれるので安心です。
おんなのこトイレ
「おとこのこトイレ」の女の子版です。
和式のトイレは少なくなってきていますが、公園などはまだ和式トイレが多いですよね。
この絵本を読んでいると「和式便座の使い方」や「うんちの拭き方」「トイレットペーパーの使い方」などが描かれていてとても勉強になります。
じぶんで おしり ふけるかな
トイレでうんちができるようになると、自分でお尻を拭く練習を始めますが、子どもにとっては難しいですよね。
手に付いてしまったり、きれいに拭ききれなかったり…
この絵本は楽しみながら具体的に「上手なおしりのふき方」を教えてくれます。
最後に
トイレトレーニングの絵本はたくさんありますね!
どの絵本も、トイレトレーニングに対して子どもが前向きに捉え、楽しみながらトイレに慣れ親しむことができるものばかりです。
ぜひお子さんのトイレトレーニングの進み具合に合わせて、読んであげてくださいね。
トイレトレーニングが毎日楽しく快適に進んでいくことを願っています!
YouTubeで「トイレトレーニングの歌」を出しています。この動画を観ていただくだけでトイレトレーニングの手順がしっかりと学べますので、ぜひ親子で一緒にご覧になってくださいね。