こんにちは、ちょこママです。
子どもの安全は親にとって最大の関心事の一つです。
子どもが小学生になり、一人で登下校するようになると、親は心配事が尽きないですよね。
交通安全と共に心配事の上位に来るのが不審者に関することです。
- 「登下校の途中で誘拐されないだろうか。」
- 「知らない人に声をかけられた時に逃げることができるだろうか。」
と不安に感じているママやパパは多いのではないでしょうか?
私も子どもたちを見送った後は、無事に家に帰って来るまで心配です。
今回は保育士として10年間の経験があり、現在は2歳、5歳、7歳の子育て真っ最中の私が、子どもたちを誘拐から守るための大切なポイントについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
不審者の格好は?
皆さんの中で、不審者ってどんなイメージがありますか?
このような黒っぽい服装をしていたり、マスクやサングラスをかけている姿が思い浮かびませんか?
でも実際、悪い人の多くは、どこにでもいる普通の格好をしています。
怪しい格好をしていると通報されてしまう可能性があるからです。
優しそうな笑顔で近づいてくる人もいます。
悪い人は見た目だけでは分からないんです!
声をかけられたら?
「お菓子をあげるよ」と言われても、「いりません」と断ってすぐにその場から逃げましょう!
他にも「おもちゃをあげるよ」「可愛いワンちゃんを見に来ない?」と言葉を変えて誘ってくるかもしれません。
どんな言葉で誘われても、絶対について行ってはいけません!
知らない人の車には絶対に乗らない!
「お母さんが怪我をして病院に運ばれたから、この車で一緒に病院に行こう」と言われても、その車に乗ってはいけません。
知らない人が車でお母さんの所に連れて行ってくれる事は、絶対にないからです。
本当にお母さんが大怪我をした場合は、お父さんや学校の先生から連絡があるはずです。
他にも「道が分からないから、車に乗って案内して」と言葉を変えて車に乗せようとしてくることもあるかもしれません。
その時は「大人の人に聞いてください」と言って、その場からすぐに逃げましょう。
無理やり連れて行かれそうになったら?
知らない人に無理やり連れて行かれそうになった時は、「助けてー!」と大声を出し、防犯ブザーを鳴らして、その場からすぐに逃げましょう。
大声を出しても、防犯ブザーを鳴らしても、それでも無理やり連れて行かれそうになった時は、近くにいる大人に気づいてもらえるように、叫びながらできる限り手足をバタバタさせて抵抗しましょう。
怪しい人の特徴
- しつこく話しかけてくる
- じっと見つめてくる
- 写真をとってくる
- 急に走り寄ってくる
- 体を触ってくる
こういう人に出会ったら、すぐに逃げましょう。
危ない場所の特徴
周りから見えにくい場所
薄暗い場所
公園のトイレ
エレベーター
エレベーターに乗る必要がある時は、知らない人と二人きりにならないようにしましょう。
もし知らない人が乗ってきて、二人きりになってしまった時は、次の階で降りると安心です。
気をつけるポイント!
1. 誘拐は親や教師の目がない、登下校の時間帯に通学路で狙われる事が多いです。
特に子どもが一人の時を狙ってくるので、学校から帰るときは、できるだけ友だちと一緒に帰りましょう。
2. 出かける前には、家の人に「どこで、誰と、何をするのか。何時に帰ってくるのか」を伝えましょう。
3. 親子で一緒に通学路や公園などの行動範囲を歩いて、危険な場所や助けを求める場所を確認しておきましょう。
4. 「知らない人にはついて行ってはいけない」という説明だけでは不十分です。
挨拶をしたことのある人や、顔見知りの人でも「知ってる人」と判断してしまう可能性があるため、ついて行っても良い人を、親子で話し合っておくことが大切です。
「この人たち以外にはついて行かない」と具体的に決めておいたら、子どもにとってとても分かりやすくて安心ですね!
5. 悪い人に名前や住んでいる所が知られないように、カバンや帽子、靴の名前は、人から見えない場所に書くようにしましょう。
6. 自宅に入る時は、怪しい人がいないか、周りを見てから鍵を開けましょう。
7. 防犯ブザーは、ランドセルの中に入れていたり、横に付けていても、いざという時にすぐに手が届かなくて役に立たないことがあります。
すぐに手が届く場所に付けておきましょう。
8. 防犯ブザーの電池が切れていないか、家で定期的にチェックしましょう。
9. いざという時に備えて、「助けてー!」と大声を出せるように練習をしておきましょう。
危ないと感じたら、大声で「助けてー!」と叫びましょう。
10. 暗くなる前に家に帰ろう(冬場は暗くなるのが早いので、特に気をつけましょう)。
悪い人から逃げる時は、人通りの多い明るい場所に逃げましょう(交番、コンビニ等)。
私の娘もこのGPSを使っています。
子どもの居場所がリアルタイムで正確に表示され、充電もとても長持ちします。
いつでも居場所が確認できて、とても安心です。
防水なので雨の日でも安心
紐が輪っかになっているので、子どもの力でも引っ張りやすいです。
私の娘もこの防犯ブザーを使っています。
「いかのおすし」子どもを誘拐から守るための行動
いか:ついて「いか」ない
・お菓子をあげるよ
・最新のゲームがあるから、家までゲームしにこない?
・可愛いワンちゃんを見に来ない?
・お母さんの知り合いなんだけど、今お母さんがうちに遊びに来てるから一緒に行こう!
・お母さんが事故にあったから病院に連れていってあげる!
の:車には「の」らない
・道が分からないから、車に乗って案内してくれる?
・お母さんが怪我をして病院に運ばれたよ。一緒に車に乗って病院に行こう!
お:「お」おごえをだす
・助けてー!と大声を出す。
・防犯ブザーを鳴らす。
す:「す」ぐにげる
・人通りの多い場所に逃げる(交番、コンビニ、こども110番の家等)。
し:「し」らせる
・怖いことがあったら、すぐに大人に知らせよう!
最後に
登下校の途中で知らない人に声をかけられたら、すごく怖いですよね。
まずは声をかけられないように、友だちと一緒に帰ったり、周りを警戒しながら歩くことで、不審者が声をかけにくい状況を作ることが大切です!
それでも声をかけられたり、怖いと感じることがあったら、ためらわずに大声を出して逃げましょう。
子どもたちが毎日安全に外出し、笑顔で家に帰ってきてくれることを心から願っています。
この記事が子育てを頑張っておられる、お父さんお母さんのお役に立てますように。
YouTubeで「知らない人には ついて行っちゃダメ!」を出しています。
この動画を観ていただくだけで、声をかけられた時の逃げ方や気をつけるポイントがしっかりと学べますので、ぜひ親子で一緒にご覧になってくださいね。